派手さじゃない。背中で語る「本物の男」の魅力とは?
昭和男は、特にっこよかったのか?
令和の時代は、恋愛も価値観もどんどん多様化している。
「草食系男子」「観察して男子」「癒し系男子」…
いろんなタイプの「モテ男」が存在するけど、
振り返ってみると、昭和ってすごくモテた気がしない?
- 言葉少なめ
- 無駄なこと言わない
- でも行動で見せる
- 仕事も恋も「私に任せろ」感がある
昭和のモテ男たちから学べること、まだまだたくさんあるんだよね。
昭和のモテ男に共通する5つの魅力
①背中で語る「黙黙な男」の色気
「男は多くを語らない」──昭和の美学。
- 無駄に自分をアピールしない
- グチグチ言わず、どっしり構える
- 必要なときにだけ、短く深い言葉を投げる
「口数少ないのに、なんか安心できる」
これ、果敢に「背中で語る男」の魅力。
今の時代には新鮮で、女性からの逆感覚は非常に高い。
②約束を守る、「一言の重さ」が違う男
昭和男は「言ったことは、絶対やる」。
それは当たり前だった。
- 「今度行こうな」→本当に行く
- 「迎えに行く」→5分前には来てる
- 「好きだ」→ずっと大事にする
軽いノリで「好き」と言うんじゃなくて、本気で思ってる時にしか言わない。
なぜなら、その言葉には**「重み」と「一途さ」**がある。
③女性を「守る」という立ち位置に誇りを持つ
今の時代、男女平等は当たり前。
それはとても大事なことだけど、昭和男が持っていた
「女性を守りたい」という責任感は、今は十分魅力的だ。
- 重い荷物を自然に持てる
- 夜道は必ず送ってます
- トラブルの時には前に立つ
「俺がついてるから大丈夫」──その一言の説得力が半端ない。
優しさじゃなくて、 「覚悟」のある行動。
④小さなオシャレより、「無骨なカッコよさ」
ファッションで言えば、昭和男ってすごくシンプル。
- デニムに白T
- 革ジャンにサングラス
- 無地のシャツに腕まくり
着飾らない、でも渋い。
骨はないけど、どこか色気がある。
今流行の「Y2K」や「昭和レトロ」が再燃しているのも、
「あの時代男の娘っこよさ」が、今見ても魅力的だから。
⑤「照れ屋」なのに優しいギャップ
昭和男って、
好きな子を笑顔にするためにふざけたり、甘い言葉を言ったり…しない。
でも、
- 何も言わずにコーヒーを差し出す
- さりげなく上着を着せてあげる
- は寒くても、相手を気遣う
今度は「言葉にしない優しさ」が、すごく刺さる。
とりあえず、「仕方なく言えない」って顔がかわいいんだよね。
あと、モテる男って「とりあえず」なんだよね。
昭和のモテ男が今も語り継がれる理由は、
「見た目のカッコよさ」じゃなくて、「中身がしっかりしてたから」。
- 言葉じゃなく行動で示す
- 無理に笑えないけど、黙って耐える
- 恋愛を遊びにしない
現代にも通じる「本物のモテ」って、
昭和の男たちがちゃんと見せてくれたんだよね。
あとがき:喫茶店の角席で、彼は静かに煙草をくゆらせた。
時代、近所の古本屋で高校バイトしてたとき、
毎週土曜になると、決まって午前11時に男がいた。
スーツがあっても、カジュアルなシャツでも、たびくれたところでジーンズ。
年齢はちょっと50代くらい。言葉少なくて、無言で文庫本をいつも選んでた。
いつか、その人が、帰り際にボソっとこう言った。
「本はいい。嘘がつかない。」
その瞬間、背中がゾクッとした。
ああ、この人、たぶんすごくモテてきた人なんだろうな…って。
昭和男って、あんなに強い
一言で世界観を変えてくる強さがある。
そして、私も近くて、
言葉少なく、でも「伝わりたい男」になりたいと思いました。